男夢想シリーズ 
『右手は巨乳で左手ロリケツ、股間はツンデレ 〜 幼馴染はベロチューで 〜』









あらすじ



「お嫁さんにしたい男子、殿堂入り」の称号を持つ高校二年生の初美蒼(はつみ・あお)は、
家計の苦しさと大切な義妹たちの将来を想い、突如現れた謎の人物、衣津光臣(いづ・みつおみ)との愛人契約を受け入れる。

そして衣津の秘書である美女の不思議な力によって女性へと肉体を変えられ、
元来の容姿に沿う美少女に変貌。
そのまま表面上は男子生徒として生活しつつ、衣津光臣の愛人として様々な形の獣欲を受け入れていく。




作品のモチーフは作者が超絶尊敬する同人サークルMTSPさんの「遠坂家ノ家計事情」です。






作品コンセプト



「おっさんセレブ主人公が囲ったパトロンハーレムの一員であるヒロイン(視点主人公)を通し、
複数プレイ時において、男性に様々扱われる女性の心情を表す。その他女性ヒロインとの関係を描く」


……というのが、作品の起点的テーマです。



ハーレム系AVとかエロ漫画とかでよく見受けられますよね?
一人の男に美女三人程度が侍っていて、美女Aがベッドで四つん這いになって後ろからパンパンされる。
美女Bは男の傍らで膝立ちになり、その腰に手を回され、舌を絡めるようなキスをされる。
そして最後の美女Cは余った手でその乳を揉まれる。

僕はその構図において、美女Cの胸にとてつもない「エロさ」と「儚さ」を感じるわけです。


本来、女性の乳房とは尊いものであり、
座して神妙に対面し、拝んで感動に咽び泣き、触れて涅槃寂静へと至る。

そんな神聖な存在であるわけです。


転じれば乳房とは「女性性の象徴」であり、根本にあるのは「女性の尊厳」、
そこから派生する「美しさや母性」を内包するもの。
だからこそ男は平伏し、慈しむように愛(め)で、豊穣なる感触と反応を享受するわけです。


なのにそれをハーレム系主人公のクソ野郎どもは、
亀頭の快感とベロチューの心地良さに意識を集中させるばかりで、
美女Cの乳には大して意識を向けず、視線さえも向けず(美女Bとキスしてるので)

何となくの手持無沙汰な感覚と性感を満たすため、取りあえずの動作で美女Cのパイを揉んでいるわけです。
……そんな暴挙、果たして許されるでしょうか?(怒)



ですから僕はその時の美女Cの「右乳の無念」に想いを馳せると……、
えもいわれぬ寂寥感に襲われるわけです。



「う、うわぁぁ! こんな綺麗な人がっ……、普通の男なら絶対触れないような気高く美しい美女Cの胸がっ、
物凄い片手間な感じで揉まれているよぉぉぉ。

……そ、その時っ、その瞬間のっ、ももも揉まれている胸の悲しくも卑猥な形たるや――あっ、イクゥゥゥゥ!(シコシコシコシコ! FIN!)」



という感じで、果ててしまいがちなのです。
(まったく嘆かわしいことです)



ですのでこの想いをどうしても表現したい。美女Cの右乳が片手間で揉まれているその構図……、
そこに内包される淫靡な要素をテーマ化し、そのうえで美女Cの心情を中心に物語を描きたい! 

核たるテーマを「右乳の無念」に設定し、起点的テーマを「美女C」 に設定し、
そこからアクロバティックに淫靡な構造美を作り上げたい!


そんな考えで書いているのがこの「男夢想シリーズ」になります。




 





 

 




 

inserted by FC2 system